2003‐04 シーズンに、アトレティコ・デ・マドリードクラブは重要な変化のプロセスに入り、特にコミュニケーション、マーケティングそして販売部門を強化し、総合的な近代化がもたらされます。
2004年1月に、当社の取締役ギリェルモ・モラレダが同クラブの商務責任者として
参画します。
社会部門では、ビセンテ・カルデロンスタジアムの観客席の価格の細分化をはかり、年間チケット更新に初めて銀行引き落としを採用します。公式ショップ、レストラン・バーのSport Arena 1903 またはミュージアムなどの新しいスペースをスタジアム内にオープンします。
企業部門では、スタジアムに新たなVIPエリアや新しいボックス席を設け、そして重要な国際レベルのスポンサーシップ契約の調印などにより、ビジネス界との交流を強化していきます。
韓国の大企業、起亜自動車、日本の京セラミタ、あるいは、ブックメーカーのラドブロークス社などが、アメリカのナイキ、マオウ・サンミゲルあるいはコカ・コーラなどの従来のスポンサーと共にプロジェクトに参加し、同クラブの新たな進路を共に歩みます。
長年にわたり多くの重要な企業がこのプロジェクトに参加し、資金とアイデアをクラブに提供してくれました。多くの企業のうち、アデコ、フォルクスワーゲン、ファーウェイ、Plus500、エレクトロニック・アーツなどがあげられます。
現在、スポーツ・マーケティングにおけるイノベーションの度合い、また同様にあらゆる分野におけるお客様への応対とサービスの提供において、アトレティコ・デ・マドリードクラブは、国際レベルでのひとつの基準となっています。そして、2017年の夏にむけ、新しいスタジアムへの移転の準備を整えています。
スポーツ面において、アトレティコ・デ・マドリードクラブは、その歴史上最高の成績をあげており、過去5年間に7つのタイトルと欧州で準優勝も2回獲得しています。